代表あいさつ

当院では、

「人工関節手術をしたけど、あまり前と変わらない。それなら手術なんてするんじゃなかった」

と思う患者さんが少しでも手術してよかったと思ってもらえるようにサポートしていきたい、少しでも手術したことを忘れるくらい動けるようになって欲しいと思い施術しております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また病院でのリハビリは「リハビリスタッフがこれをやれっていうからやってただけ」という現状を、あくまでリハビリは患者様自身で行う、リハビリスタッフはどんな風に運動したら良くなるかのサポートで運動を強要する存在では無いという事を念頭に置き、施術内容をイラストなどを使用し、分かりやすく説明しながらの施術を大切にしています。　　　　　　　　　　　　　股関節の筋トレでも、

「今、歩いているときに身体が揺れています。揺れている原因としては、骨盤と太ももの骨をつなぐ筋肉が弱くなっていて、足を着いたときに支え切れなくて身体が揺れているのでそこを鍛えましょう！」

などの説明を筋肉のイラストを使いながら説明し、施術を行います。小さい事かもしれないですが、何となく運動をするよりも、今自分の身体のどこの筋肉を使って運動しているのかを理解することで、運動の質や継続する意欲に差が出るそうです。なので一つひとつ一緒に考えながらの施術を大切にしています。

　みなさんの中で人工関節の手術をして後悔している人はいませんか？　　　　　　　　　私も病院で働いていた時には、

「手術前と変わらない、手術なんてしなきゃよかった。」

との声を聞いた一方で、

「こんなに痛みが楽になるならもっと早く手術すればよかった。なんで今までしなかったんだろう」

との声も多く聞きました。前者の方ですと、手術前からかなり変形が強くなってしまっており、手術しても症状が楽にならなかった方が多かったです。医学論文によると手術前からのリハビリを行うことで、人工関節手術後の満足度に差があると拝読したことがあります。手術前から少しでも一緒に運動することで、術後の調子が良くなるなら、人生に何度もする手術ではないので一緒に運動してみませんか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後者の方々、せっかく手術して痛みが楽になったり、関節が曲がるようになったのですが、退院後なにも運動をしないせいで、再度痛みがでたり、関節に制限がでてしまっていないですか？少しでも手術し調子が良くなった関節を維持するために一緒に運動してみませんか？

　当たり前のように生活しているけれども、意外と自分の身体の事、関節はどんな構造をしていて、そこにはどんな筋肉がついている、そのついている筋肉はどんな動きの為に必要なのか、など理解している人はあまり多くないと思います。　私も理学療法士の道を選んでいなかったら、骨の名前や筋肉の名前などは全然知らなかったと思います。　　　　　　　　1度しかない人生、すこしでも楽に、健康に、末永く生きるために是非サポートさせてください。　　　　　　　　　　　個人的にですが、一人で運動を継続的に行える人はかなり限られていると思います。　　　　　　　　　　　　　　　　そんなときに隣で誰かがサポートしてくれると継続して運動を行えると思います。

ぜひ1度、人工関節のお悩みなどがあればお気軽にご相談いただければと思います。